2012年5月、各地で様々なイベントが企画されています。 東ティモールに関心を持たれている方も、初めて東ティモールのことをお知りになった方も、ぜひご参加ください!

記念メッセージ

東ティモールは2002年5月20日に21世紀初の新しい国となりました。

1975年11月28日の独立宣言から24年以上たって、2002年5月20日、独立国家としての地位の承認が現実となりました。

それまでの長い期待と苦しみの年月の間、東ティモールの人々は涙の道、灼熱の道を歩かなくてはなりませんでした。長い道を歩ききることができた人もいますが、不幸にも戦いの苦難に倒れた人もいます。 

その戦いで70万人の人口のうちの三分の一が親や子供、妻や夫を残して命を失い、思い出に泣いています。この人間の手による悲劇から逃れた家族はひとつもありません。

多く傷がまだ癒えていません。しかしながら、私たちはみなそれが自由、母国、国家を取り戻すために必要な対価であったと理解しています。今日、私たちは自由を謳歌し、母国に住む自由、自分のアイデンティティ、伝統、文化を持つ自由を味わっています。すべての人々の平等と東ティモールのすべての子どもたちの幸福という精神のもとに、国家ならびに政府は祖国の保障と一度は否定された国家、アイデンティティ、文化、伝統の 修復、民主的、現代的そして発達した国を建設することに専心しています。

大きな誇りを持って、私たちは未来へ向かって歩みます。知恵をもって国の繁栄と幸福のために必要な社会経済と文化を築きます。その繁栄と安定は私たちの地域と世界の繁栄と平和にやがて貢献するでしょう。

これが私たちの夢であり、ビジョンです。そして、ほかの国々と手を携えてこの夢を実現することが可能であることを信じています。 

イジリオ・コエーリョ
駐日東ティモール大使

紺野美紗子さん.JPG

「東ティモール独立10周年記念フェスタ in Tokyo」の開催、おめでとうございます。


幾多の紛争を経て2002年に誕生し、国際社会からの支援も得ながら国づくりを進めてきた若き、小さな国、東ティモールが無事に10周年を迎えられること、そのお祝いのために日本でも若者を中心に有志が集うこと、大変うれしく思います。


私は1998年から国連開発計画(UNDP)の親善大使を務め、2004年7月に、まだ独立から2年余の東ティモールを訪れました。平和が訪れたとはいうものの、当時は首都ディリの至る所で、長い紛争の傷跡が見られました。傷だらけの大統領の旧官邸、設備が破壊された大学などを目にし、独立に至るまでに、この地でどのようなことが起きてきたのか自ずと伝わってくるようでした。


しかし、そのような中、UNDPなど国際社会とともに、東ティモールの政府、人々がインフラ整備や植林や職業訓練などを通じて国づくりや人材育成に全力で取り組む姿を目にしました。また、かつて争い続けた「独立派」と「反独立派」が、2001年に設置された「真実和解委員会」を通して、直接対話の場で憎しみを取り除き、許し合うというプロセスについても話を聞かせていただきました。この委員会の本部建物は日本の支援で修復され、そこで「平和」への第一歩が刻まれていっているということを、日本人として大変誇らしく感じたものです。


これまでUNDP親善大使として、9か国・地域を訪問し、開発現場を視察させていただきました。国づくりや人材育成は、すぐに結果がでるものではなく、膨大なエネルギーと、時間と、平和で貧困のない未来を築くという共通の思いで持続していく必要があります。


東ティモールの独立10周年をお祝いするとともに、今後のさらなる発展を心からお祈りします。そして、東ティモールと日本の両国の絆が、開発援助や文化交流など様々な機会を通じてさらに強固なものとなっていくことを期待したいと思います。


紺野美沙子

国連開発計画(UNDP)親善大使

東ティモール独立10周年を記念する会

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